PONOの事業所内で、ラジオ局の取材者がスマートフォンを向け、利用者さんがメモを手に取材に答えている様子。テーブルの上にはピンク色の折り紙作品とワークショップのチラシが置かれている
取材の様子。テーブルの上には、8月8日のおりがみワークショップで使う折り紙の作品と、当日のチラシが並びました。

函館のラジオ「FMいるか」さんが、PONOに来てくれました!

今日、なんと函館のローカルラジオ番組「FMいるか」さんが、PONOに取材に来てくださいました。事業所の中にマイクとレコーダーが入るのは、PONOにとって初めての経験です。朝から利用者さんもスタッフも少しそわそわしながら、その時間を迎えました。

FMいるかさんは、函館市元町にスタジオを構えるコミュニティFM放送局です。周波数は80.7MHz、放送エリアは函館市と北斗市、そして亀田郡七飯町の一部。実は、1992年12月24日に開局した「日本で最初のコミュニティ放送局」でもあります。
スタジオは函館山ロープウェイの山麓駅の中にあり、運営しているのも函館山ロープウェイ株式会社です。函館で暮らしている方にとっては、生活の中に自然に流れている、とても身近な放送局だと思います。

そんな地元のラジオ局に、就労継続支援B型事業所であるPONOのことを取り上げていただけたのは、本当にありがたいことでした。

管理者と、利用者さんがインタビューを受けました

今回インタビューを受けたのは、2人です。ひとりはPONOの管理者。もうひとりは、8月8日(土)に開催する「おりがみワークショップ」で当日の講師を務める利用者さんです。

管理者からは、PONOがどんな事業所なのか、函館でどんな活動をしているのかをお話ししました。動画編集や音楽制作、写真撮影、デザインといったクリエイティブな作業を中心にしていること。作業のペースは一人ひとり違っていいこと。「就労継続支援B型」と聞いてイメージされることの多い軽作業とは、少し違うかたちで日々の作業に取り組んでいること——。限られた時間の中でしたが、PONOらしさを言葉にしてお伝えできたと思います。

そして、講師を務める利用者さんも、自分の言葉でインタビューに答えました。ワークショップに向けて準備してきたこと、当日どんなことを子どもたちに伝えたいか。手元にはメモを用意して、落ち着いて受け答えをしていました。

PONO SHOPの装飾がされた壁の前で、ラジオ局の取材者がスマートフォンを向け、PONOの管理者が取材に答えている様子
PONO SHOPの壁の前でのインタビュー。事業所の雰囲気ごと、函館のみなさまにお伝えできました。

「教える側」に立つ人が、「話す側」にも立ちました

今回の取材で、私たちが何よりうれしかったのはこの点です。
PONOに通う利用者さんが、地域のメディアの前で、自分の取り組みを自分の言葉で話した。この事実そのものが、大きな一歩だと思っています。

8月8日のおりがみワークショップは、PONOにとって初めての「地域のお子さまと保護者の方をお招きするイベント」です。そこで講師を務めるのは、折り紙が得意な女性の利用者さん。福祉サービスを利用する方は「支援される人」として語られがちですが、実際には、誰もが得意なことや、人に手渡せるものを持っています。

その方が今回、「教える側」であることに加えて、「地域に向けて話す側」にもなりました。誰かに何かを伝えるためには、自分のやってきたことを見つめ直し、順番を組み立て、相手に届く言葉を選ぶ必要があります。インタビューという場は、そのすべてが一度に求められる時間でした。
緊張はもちろんあったと思います。それでも、自分の準備してきたことを、自分の声で伝えきった。この経験は、就労を考えていくうえでも、確かな自信につながっていくはずです。

おりがみワークショップの宣伝もしていただきました!

取材の中では、8月8日(土)に開催する「おりがみワークショップ」の宣伝もしていただきました。開催まであと少しというタイミングでご紹介いただけたことは、私たちにとって本当にありがたいことです。

あらためて、開催概要をご案内します。

  • 日時:2026年8月8日(土)/1部 10:00〜・2部 14:00〜(所要時間は各回1時間程度)
  • 定員:各回10組(お子さま1名につき、保護者の方1名のご同伴をお願いします)
  • 参加費:親子2名まで500円(材料費込み)
  • 対象:幼児(幼稚園)〜小学生
  • 場所:PONO(就労継続支援B型事業所)/函館市本町6-12 ブリック函館303
  • ご予約:お電話(0138-84-5776)またはインスタグラムのDMで受付中

1部・2部とも、各回定員になり次第、受付を終了します。ご来場いただいたお子さまには、折り紙で作った「かわいいイカ」とお菓子のプレゼントもご用意しています。イカは、色や柄のちがう折り紙で一つひとつ手づくりした、函館らしいモチーフです。

夏休みの土曜日ということもあり、早めに定員に達することも予想されます。ご希望の方は、どうぞお早めにご連絡ください!

放送は、FMいるかさんの公式YouTubeのアーカイブ配信で聴けます

今回の取材の様子は、FMいるかさんの公式YouTubeチャンネルのアーカイブ配信で聴くことができます。ラジオの電波が届く函館市・北斗市・七飯町の一部の地域だけでなく、インターネットがつながる環境であれば、どこからでも聴いていただけます。

FMいるかさんは2016年から公式YouTubeチャンネルを運用されていて、放送のアーカイブが残るようになっています。配信の詳細については、FMいるかさんの公式サイト・公式YouTubeチャンネルをご確認ください。

地域に知ってもらうことが、次の一歩につながります

PONOは、函館市本町にある就労継続支援B型事業所です。ふだんの活動はインスタグラムやこのサイトで発信していますが、それでも「近所にこういう場所があると知らなかった」というお声をいただくことは、まだまだ少なくありません。

就労継続支援B型という制度も、名前だけでは何をする場所なのか伝わりにくいところがあります。「福祉の事業所」と聞いて思い浮かぶ景色と、PONOで実際に行われていること——利用者さんが動画を編集し、写真を撮り、CMをつくり、そして折り紙を教える——のあいだには、まだ距離があるのだと思います。

だからこそ、ラジオという地域に根ざしたメディアで取り上げていただけたことには、大きな意味があります。文字ではなく声で、しかも本人の言葉で届くからです。
利用を検討している方やご家族、支援者の方が「一度話を聞いてみようかな」と思ってくださったら、これほどうれしいことはありません。

FMいるかのみなさま、あたたかい取材をありがとうございました!

PONOの作業と、通い方について

PONOでは、動画編集、音楽制作、写真撮影、デザインといったクリエイティブな作業に取り組んでいます。利用者さんが主演・撮影・編集まで手がけたショートムービーや、企画からナレーションまで担当した架空の商品CM、写真専用アカウント「PONO写真館」での撮影など、「つくる」ことを大切にしてきました。

作業のペースは一人ひとり違って構いません。今回のように取材に答える方もいれば、編集だけ、デザインだけを担当する方もいます。得意なことから始めて、少しずつできることを増やしていく——その積み重ねが、一般就労に向けた力になっていきます。

「クリエイティブな作業は未経験だけれど興味がある」「まずは雰囲気だけ見てみたい」という段階でのご相談も歓迎しています。見学の日程が決まっていなくても、空き状況や作業内容だけ先に聞いていただけます。函館市内・近郊にお住まいで、通う場所を探している方は、お気軽にお問い合わせください!

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※放送日時・番組名・配信の公開時期については、FMいるかさんの公式サイトおよび公式YouTubeチャンネルの案内をご確認ください。

※本記事に掲載している写真は、撮影時に本人の許諾を得て撮影・掲載しています。取材にお越しくださった方のお顔は、加工のうえ掲載しています。掲載の取り下げをご希望の場合は、PONOまでお問い合わせください。