函館の赤レンガ倉庫外観。「森」のロゴが入った歴史ある建物が並ぶ
函館の赤レンガ倉庫エリア。ゴールデンカムイコラボの会場のひとつで、撮影スポットとしても人気です。

函館市内では、人気アニメ「ゴールデンカムイ」とのコラボイベントが先月よりスタートしています。赤レンガ倉庫・函館山ロープウェイ・五稜郭タワーなど市内の観光名所約8か所にキャラクターパネルが置かれてスタンプラリーになっているほか、函館ならではのお土産とのコラボ商品も展開されるなど、街全体で盛り上がっているイベントです。

函館は「ゴールデンカムイ」の作中でも重要な舞台のひとつ。作品に登場するロケーションを実際に歩いて撮影できる点も、ファンにとっては嬉しいイベントになっています。

金カム好きの利用者さんと一緒に撮影へ

PONOではカメラ撮影を作業のひとつとして取り組んでいる利用者さんがいます。その方がゴールデンカムイの大ファンということもあり、今回はイベントの撮影を兼ねて一緒に市内へ出かけることにしました。コラボイベントという目的があると、いつもと違う場所・光・被写体を意識して撮影できるので、素材集めとしても充実した外出になります。

「次はどのスポットに行く?」「あのキャラクターのパネルはどこにあるんだろう」と話しながら移動する時間も、普段の事業所内での作業とはまた違う雰囲気です。好きな作品を軸に街を歩くことで、自然と会話が生まれ、楽しみながら撮影素材を増やしていくことができました。

ゴールデンカムイの杉元佐一キャラクターパネル。スタンプラリー会場に設置されている
スタンプラリーのキャラクターパネル(杉元佐一)。各スポットでさまざまなキャラクターに会えます。

利用者さん同士で画角を相談しながら撮影

撮影中は、利用者さん同士で「このアングルだと建物の雰囲気が出る」「パネルとの距離感はこのくらいがいい」と画角の話をしながら進めていました。互いにアドバイスし合う場面もあり、カメラを通じたコミュニケーションが自然に生まれていました。作業のスキルを磨くだけでなく、話しながら取り組む経験が積み重なっているのが伝わってくる外出でした。

「どの構図が一番かっこよく見えるか」をお互いに確認し合ったり、スマホで撮ったものとカメラで撮ったものを見比べたりと、撮影を楽しみながらも真剣に向き合っている様子が印象的でした。こういった場面での自然なやり取りが、利用者さんの表現力と関係性の両方を育てていると感じています。

函館山のロープウェイ。新緑の山を背景にゴンドラが運行している
函館山のロープウェイも撮影スポットのひとつ。自然と街を組み合わせた構図を試していました。

天気にも恵まれ、素材もたっぷり集まりました

この日は天気にも恵まれ、気持ちよく外を歩きながら撮影ができました。気晴らしにもなりつつ、たくさんの写真素材を集めることができ、一日の達成感もしっかりありました。コラボイベントが続く間、まだ行けていないスポットへの撮影も楽しみです。

撮影した写真は、今後の動画制作や素材ライブラリとして活用していく予定です。「撮るだけで終わり」ではなく、集めた素材をどう使うかを考えるところまで含めて、ひとつの制作の流れとして取り組んでいます。外出で集めたものが、次の制作につながっていく循環もPONOらしい活動の形です。

ガラスの瓶の中に収められた豪華客船のミニチュア。展示されている工芸品
函館の観光施設で見つけたボトルシップ。細部まで丁寧に作られたミニチュアも撮影素材のひとつになりました。

撮影活動は、函館の街との関わりにもなっています

PONOでのカメラ撮影は、スキル練習にとどまらず、こうして函館の街に出て地域のイベントに参加したり、普段は行かない場所を歩いたりする機会にもなっています。利用者さんにとって、街と関わりながら取り組みを広げていける活動のひとつになっています。

今回のようにイベントを絡めた外出撮影は、「カメラの練習」という枠を超えて、地域のものを記録する・発信するという実践的な経験になります。PONOでは、こうした街との接点を意識しながら活動を組み立てていきたいと考えています。

見学では、撮影や映像制作をはじめとしたPONOの日々の活動の様子をご案内しています。「どんな仕事があるの?」「自分でもできそう?」という疑問をそのまま持ってきていただいて大丈夫です。気になる方は、ぜひ一度のぞきに来てください。

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