就労継続支援B型の交通費は、「自治体や交通事業者の制度」と「事業所の送迎」を分けて考えるのが基本です。ここが混ざると、交通費助成があると思っていたのに送迎だけだった、逆に送迎がないのに公的制度を確認していなかった、というズレが起きやすくなります。

まず押さえたいのは、公的な助成と送迎は別ということ

函館市の案内では、障がいのある方を対象に、市電・函館バスに関する支援、JR運賃の割引、タクシー基本料金の助成などが整理されています。これらは自治体や交通事業者の制度であり、B型事業所が直接支給する交通費とは別です。

一方で送迎は、事業所ごとの運用です。利用条件、対応エリア、曜日、時間帯は事業所によって異なるため、「交通費が安くなる制度」と「迎えに来てもらえるか」は分けて確認する必要があります。

函館市で確認しやすい交通関連の制度

  • 市電・函館バスに関する外出支援や割引制度
  • JRなど旅客運賃の割引
  • タクシー基本料金の助成

実際の対象者や自己負担額は、障がい種別、等級、所持している証明書などで変わります。制度名だけで判断せず、現在の手帳や受給者証で使えるものを自治体窓口に確認するのが確実です。

送迎で見るべきなのは「ある・ない」より運用条件

送迎は、対応可と書かれていても、毎日同じ条件とは限りません。ルート固定なのか個別調整なのか、朝夕の時刻が生活リズムに合うか、欠席や遅刻時の連絡ルールがどうなっているかまで確認しておくと、開始後のミスマッチを減らせます。

  • 自宅住所が送迎範囲に入るか
  • 希望する到着時刻、帰宅時刻に近い運用か
  • 週1や短時間通所でも送迎対象になるか
  • 体調不良時に当日キャンセルができるか

交通費を比較するときの4つの確認ポイント

  1. まず公的な割引や助成が使えるか確認する
  2. そのうえで、事業所の送迎が必要かを判断する
  3. 送迎がない場合の月額交通費を試算する
  4. 見学時に実際の通所時間で無理がないか確かめる

送迎があれば安心という見方だけでは足りません。長く通うことを考えると、自己負担の交通費と通所負担の両方を見ておくほうが現実的です。

PONOで確認したいこと

PONOでは送迎を個別相談として案内しています。函館市内のどこから通う想定か、週何日から始めたいか、短時間での通所を考えているかによって、見方は変わります。見学時には住所と希望時間を伝え、送迎と交通費の両面で相談するのがおすすめです。

こんな順番で相談すると整理しやすいです

  1. 現在使える交通制度を函館市や相談窓口で確認する
  2. 事業所見学で送迎の可否と時間帯を確認する
  3. 実際の通所パターンごとに月の負担を見積もる

この順番にすると、「制度上は使えるが送迎が合わない」「送迎はあるが帰りの交通が必要」などの見落としを減らせます。

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参考情報

最終確認日: 2026年3月9日