PONOから届いた報告

2026年10月16日にPONOのスタッフから届いた原文をご紹介します。

PONOではデザイン、イラスト作業を行っている利用者さんが増えました!
それに伴って、クリップスタジオの導入とiPadも追加しました!

実際に会社さんからのイラスト依頼なども入っており
利用者さんの作品が活躍しています!

また、PONOの職員にはデザイン、イラストのプロがいるので
初心者の方でも丁寧に基礎から教えてもらえます!
安心して作業できるのも魅力!

席数少しだけ空きができましたので今のうちに見学・体験お越しください!

PONOの作業室の壁に貼られた、利用者さんのキャラクターイラストや鉛筆画
作業室の壁には、利用者さんが描いたキャラクターのイラストや、建物を細かく描き込んだ鉛筆画が並んでいます。

デザインやイラストに取り組む利用者さんが増えました

函館市本町にある就労継続支援B型事業所PONOでは、このところデザインやイラストの作業に取り組む利用者さんが増えています。

PONOの作業室の壁には、利用者さんの作品が貼り出されています。写真に写っているのは、淡い色合いで描かれたキャラクターのイラスト、建物の外観を線で細かく描き込んだ鉛筆画、色鉛筆で描いた虹と猫の絵など。描く道具も、描きたいものも、人によってさまざまです。完成した作品が目に入る場所に並んでいると、ほかの人の描き方から刺激を受けたり、次に描きたいものを考えるきっかけになったりします。

PONOの活動内容では、デザインの作業として、サムネイル、ポスター、チラシ、イラスト、Web関連のデザインなどを紹介しています。動画編集や音楽制作と並んで、絵を描くことやデザインを形にすることも、PONOで取り組める作業のひとつです。

CLIP STUDIO PAINTの導入と、iPadの追加

描く人が増えたことに合わせて、PONOではイラスト制作ソフトのCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオ)を導入し、iPadも追加しました。

iPadの画面にスタイラスペンでイラストを描いている手元
iPadの画面にペンで直接描いていく作業の様子です。

CLIP STUDIO PAINTは、株式会社セルシスが提供しているお絵描きアプリです。公式サイトでは、パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンでも描けること、本物の画材のような描き心地のブラシ素材が多くそろっていること、キャラクターイラストからデザイン、マンガ、アニメーションまで制作できることが紹介されています。

iPadでは、画面にペンで直接描くことができます。紙に描くときに近い感覚で線を引き、色を塗り、あとから何度でも直せるのがデジタルで描くよさです。公式サイトでは、人物を描くときに参考にできる3Dのモデルや、建物などの背景を正確に描くためのパース定規といった作画を支える機能も紹介されており、描き慣れていない方の助けにもなります。紙に描くのが好きな方が、デジタルのイラストに挑戦する入口にもなります。

PONOのデザイン作業では、これまでもPhotoshopやIllustratorなどのソフトを使ってきました。そこに、描くことに向いたソフトと端末が加わったことで、イラストに取り組みやすい環境が整ってきています。

会社からのイラスト依頼で、利用者さんの作品が活躍しています

PONOには、実際に会社からのイラストの依頼も入っています。利用者さんが描いた作品が、依頼を受けた仕事として使われているということです。

趣味で描いていた絵が、誰かに頼まれて形になり、世の中に出ていく。自分の描いたものが必要とされる経験は、作業を続ける力にもなります。活動内容のページでも、映画ポスターや音楽ジャケットなどの制作機会があること、描いた絵を実際のリリース作品に活用できる場合があることを紹介しています。

就労継続支援B型は、障害者総合支援法で、通常の事業所に雇用されることが難しい方に就労の機会を提供し、生産活動などを通じて知識や能力の向上に必要な訓練を行うサービスと定められています。会社からの依頼に応えてイラストを描くことは、まさにその生産活動のひとつです。相手がいる仕事として描く経験は、自分のために描くときとはまた違う手応えにつながります。

壁に並ぶ利用者さんの作品。鉛筆の人物画や、夕焼けを描いた絵、月の満ち欠けの絵など
鉛筆で描いた人物画、夕焼けの絵、月の満ち欠けを描いた絵。作風の違う作品が並んでいます。

職員にデザイン・イラストのプロがいるので、初心者でも基礎から

PONOの職員には、デザインやイラストのプロがいます。そのため、絵を描くのが初めての方や、デジタルで描いたことがない方でも、基礎から丁寧に教えてもらえます。

「描いてみたいけれど、ソフトの使い方が分からない」「うまく描けるか不安」という気持ちがあっても、近くに相談できる人がいれば、一人で悩まずに進められます。分からないところをその場で聞けることは、安心して作業できる理由のひとつです。

CLIP STUDIO PAINTには、公式の使い方講座「CLIP STUDIO TIPS」もあります。職員に教わりながら、こうした資料で自分のペースで調べることもできます。

壁に飾られた、青い夜空と黄色い壁の間に人が座っている絵
壁に飾られた作品のひとつ。青い夜空と黄色い壁のコントラストが印象的です。

PONOでの通い方と、利用の条件

PONOの基本の作業時間は10:00〜16:00です。通所の日数や時間は、体調や生活の状況に合わせて調整できます。利用の対象は18歳以上で一般就労に不安がある方で、障害者手帳をお持ちでない方でも利用できる場合があります。食事の提供もあり、内容や条件は見学のときに案内しています。

就労継続支援B型は、障害者総合支援法に基づく福祉サービスです。多くの方は無料で利用しており、自己負担がある場合も上限額は世帯の所得に応じて決まります。詳しくは利用案内にまとめています。

席に少し空きが出ました。見学・体験へどうぞ

2026年10月16日にスタッフから届いた報告では、PONOの席数に少しだけ空きができたとのことです。空き状況は日によって変わるため、最新の状況はお問い合わせのときにお伝えします。

見学では、作業室の様子や、iPadとCLIP STUDIO PAINTを使ったイラスト作業、デザインの進め方を実際に見ることができます。体験で手を動かしてみると、自分に合うかどうかも確かめやすくなります。ご家族や支援機関の方だけでのご相談や、オンラインでの相談にも対応しています。見学の前に確かめておきたいことは、函館市でB型事業所を見学するときに確認したいポイントにまとめています。